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術式:インプラント+GBR
本症例は50歳代の男性で、臼歯部の欠損補
綴を依頼され紹介を受けた。欠損部は数ヶ月前に歯内歯
周病変により抜歯している(Figs.
1,
4)。最後臼歯部へのインプラント治療においては特に注意が必要な点がある。歯列の中で顎関節に最も近い最後臼歯は、歯の中で最大の咬合力を受ける
ことになる。当然、その場合には、インプラントにおいても、物理的な咬合負担能力が高いものを選択するべきであろう。精査の結果、インプラント治療でも可
能だとの判断から、1次手術を行ったが、抜歯窩の骨の再生はほとんどしておらず(Fig.
1)、理想的な位置にインプラントを埋入する(Fig. 2)と周囲には2−5mm程度の空隙が出来てしまっている(Fig.
3)。そのため、ボーンス
クレイパーにて自家骨を採取し(Fig. 8)、ゴアテックス膜を用いた骨再生療法を併用してインプラントを埋入した(Figs. 5-7, 9)。約
4ヶ月の治癒期間を待つが、その間、ゴアテックス膜の露出は認められなかった(Figs.
10, 13)。2次手術の際(Fig.
11)、膜を除去するとその下部のインプラント周囲には新生骨を認める(Fig.
12)。新生組織の調整を行った後(Fig.
14)、ヒーリングアバットメントを装着し、縫合した(Fig.
15)。2次手術後2週間で抜糸を行うが治癒は良好で、十分な角化歯肉が保たれている(Fig.
16)。歯肉の治癒後通法どおり印象を採り(Fig.
17)、上部構造体を装着した(Figs.
18-21)。
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