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インプラント症例14
インプラント症例写真14

術式:GBR+インプラント

本症例は30代の女性で、下顎臼歯部のイン プラント治療を希望し紹介を受けた。臼歯部は第一小臼歯を除き,全て抜去されており著しい咀嚼不全を認める(Fig. 1)。現在入れている義歯は数年前より使用しているが,違和感が著しくインプラント治療を強く希望。CT診査の結果、一部骨量が不足していたため (Fig. 2),ドリリング時の切削骨片(Fig. 3)を採取しゴアテックス膜(Fig. 4)を用いた骨増生法(GBR法)を併用してインプラントの植立を行った。術後の経過は良好で,膜の露出もなく(Fig. 5),3ヵ月後の2次手術時において,インプラント周囲の骨欠損は完全に新生骨で満たされていた(Fig. 6)。良好な周囲組織を得る為には良好な術後管理が必要である。インプラント周囲には炎症症状は認められず,健康な歯肉により形成されたインプラント周囲 組織を観察できる(Fig. 7)。通法により上部構造体を作製。歯冠形態,咬合機能共に限りなく元の状態に再現されている(Figs. 7,8,9)。




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