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インプラント症例12
インプラント症例写真12

術式:抜歯即時インプラント


本症例は40代の男性で、上顎前歯部歯肉の腫脹を訴え某歯科医院へ来院。診査の結果、歯根部の破折が疑られ、紹介を受けた。精査の結果、唇側歯根中央部付 近で破折しており、保存不可能と判断。両隣在歯を削るブリッジとインプラント治療を提案したところ、クライアントはインプラント治療を選択した。左側中切 歯はう蝕および切端の咬耗がみられたためコンポジットレジンにて修復する必要があったが、右側側切歯は処置をする必要がなかった。よって、本症例において もインプラント治療が第1選択として考えられ、インプラント治療の有益性を生かせる症例でもある。術式は、時間的な節約と歯間乳頭部の温存を考慮し抜歯即 時埋入とした。抜歯後、欠損部の治癒を待ってからインプラントを埋入する方法が一般的だが、抜歯とともに周辺骨の吸収が開始するため、早期にインブラント を埋入し周辺骨の吸収を極力抑えることが術後の審美性に有利とされる。術式は煩雑で、術中の切開や縫合に配慮を必要とするが、条件がそろえば、抜歯即時埋 入の効果は大きい。事実、本症例においても、術後の状態は審美的な仕上がりになっている。




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